2020年11月25日
バックカントリーでの安全対策
目を開けて、生き延びろ
ジェレミー・ジョーンズ著『5つの危険信号』
「5つのレッドフラグ」をご存知ですか?レッドフラグとは、雪崩の危険性を示す単純な視覚的手がかりのことです。私はバックカントリーでの雪崩状況を判断する際、何よりもまずこれらの観察手法を活用しています。
それは目が覚めた瞬間から始まります。パウダースノーの日に窓の外を見ると、最初のレッドフラグ――新雪――が見えます。 もし窓の外の木々が風で揺れているのを見れば、レッドフラッグは2つ――新雪と風による雪の堆積――になります。トレイルヘッドへ向かう道端で、最近発生した雪崩の痕跡を見かければ、レッドフラッグは3つになります。
スキーで登る際にスキーの先端から「シューティングクラック」が割れていくのを見たり、ブーツで登っている最中にスノーボードから小さなスラブが剥がれ落ちたりすれば、レッドフラッグは4つになります。
トレイルヘッドに到着する前から、これらの警告サインを参考に、その日に安全に滑れる場所を判断できます。警告サインが積み重なるにつれて、地形計画も変化し続けます。スノーピットを掘って積雪層を分析することも重要ですが、繰り返し活用できるこうしたシンプルで迅速な観察こそが、最も重要なのです。
5つの危険信号を知ろう
新雪
人為的な雪崩の90%は、吹雪の最中または吹雪終了後24時間以内に発生します。吹雪による積雪には最大限の注意を払い、吹雪終了後24時間以内は雪崩の危険度が「高」から「極度」であると想定してください。このルールに従えば、雪崩に巻き込まれるリスクを90%削減できます。
最近の雪崩の痕跡
自然雪崩の兆候(クラウンライン、雪崩残骸など)が見られた場合は、雪崩の危険性を非常に深刻に受け止める必要があります。特に、滑走しようとしている斜面と標高や向きが似ている場所で自然雪崩が発生していた場合は、さらに細心の注意を払ってください。
積雪層の崩壊や亀裂
足元の斜面が崩れるのを感じたり、「ドスン」という音が聞こえたりする場合は、積雪層の中に不安定な層がある兆候です。また、新雪の上をスキンで登ったり滑ったりしている際に、スキーやスノーボードの真下から亀裂が放射状に広がることもあります。これらはすべて、危険な雪層が存在している兆候です。
急激な気温の上昇
初期の気温がどうであれ、急激な気温上昇は危険です。なぜなら、積雪が温度変化に適応する時間が十分にないからです。嵐のサイクルが過ぎた後の最初の暖かい日には、特に注意を払ってください。
強風、吹きだまりや吹き寄せによる積雪
雪を運ぶほどの強風が吹いている場合、新雪が降らなくても雪崩の状況は「安定」から「危険」へと変化する可能性があります。高い尾根では吹きだまりに注意し、斜面やシュートの頂上部にある風で雪が堆積した箇所にも警戒してください。